毎年恒例の琉球民謡音楽協会のコンクール。那覇本部からは、新人賞4名、優秀賞1名、大賞3名の受験です。5月に入ってからの稽古では、今年の新人賞受験者中心に、本番での所作も入れた立ち弾き稽古を開始。

これまでも、立ち弾きでの練習はしていましたが、三線を持って歩き、礼をして、課題曲を唄う。普段の立ち弾きより格段に緊張しているようで、いつも通りに唄えない…よく見ると右手も左手も震えています。

先輩諸氏から、「歩く時にもっと背筋を伸ばして」「礼はもっとゆっくり」「三線は水平に持って揺らさないで」など声が掛かります。歩く時や唄う時の目線、唄う前の調弦のテンポなど、細かく教えて貰い、何度も繰り返すうちに、段々落ち着いて唄えるようになって来ました。今は簡単に帯も付けて練習していますが、バサーや着流し着用時には、袖の扱いにも注意がいる為、次からは本番同様にバサー・着流しを着ての練習開始予定。

この所作が、意識しなくてもキチンと出来るようになれば、唄三線にしっかり集中出来るようになります。

コンクール本番まで、あと1ヶ月。ラストスパートです。

目指せ全員合格！

by   ねこカフェ