2月23日・24日の2日間、首里のアルテ赤田ギャラリーホールにおいて、八重山うた大哲会の全国各地の教師・支部長が一堂に会して、「継承・絆・発展」をテーマに、2024年八重山うた大哲会総会・教師会・研修会が開催されました。
初日の午前中は、八重山舞踊の喜舎場慶子先生とお弟子さんをお迎えして、舞踊地謡研修が開催されました。
今回は、赤馬節、鳩間節、赤またー節~揚古見ぬ浦節などの舞踊に合わせて地謡の稽古をさせていただく貴重な機会となりました。
お楽しみの昼食は、日ごろから大変お世話になっている南風花食品さんからご提供いただいたソーキそばと、地元食材も使ったお弁当が振舞われました。
午後からは総会が開催され、開会宣言の後、大哲会の新師範・教師に対して、免許状が授与されました。
続いて、大工哲弘先生、伊藤幸太会長からご挨拶があり、議案審議に入る前に、先日急逝された上原正吉先生(以前、上原先生のお店「宮古根」で大哲会の打ち上げを何度も開催させていただくなど、大変お世話になりました)のご冥福をお祈りして、全員で1分間の黙とうを捧げました。
その後の議案審議においては、活発な意見交換がなされ、滞りなく各議案が承認され、総会は終了しました。
それから、2日目の独唱勉強会に参加できないメンバーによる独唱が披露されました。
夕方からは、会員の赤松雅信さんによる特別講演「鷲ぬ鳥節・とぅばらーまの響き~八重山民謡の音階~」が開催され、日ごろ意識していないさまざまな音階や旋法の分析という視点から、八重山民謡がいくつかのカテゴリーに分類されるというアカデミックな内容を学ぶことができました。
1日目のスケジュールが無事終了し、夜は会場を那覇中心部に移して、久茂地の「海牛」で懇親会が行われました。
終了後は、有志で2次会も開催されました。
2日目は、午前から昼食をはさんで3時半ころまで、現在改訂作業が進んでいる工工四に新たに収録される曲や、新民謡などの研修会が開催されました。
「新世節」「ヨーホー節」などを新たに学んだほか、先生が大切にされている「命どぅ宝」を斉唱するなど、充実した内容の研修となりました。
途中、苗子先生から温かいコーヒーの差し入れがあり、心も体もほっこりしました。
プログラムの最後は、各支部長・教師による独唱会。
直前に決まったプログラムということもあり、皆さん緊張しながらの独唱でしたが、日ごろの支部の稽古で培われたそれぞれの唄を聴かせていただくことができ、本当に勉強になりました。
今回の独唱は録音しておいて、また5年後に聴くことになっており、それもまた楽しみですね。
この独唱会で、すべての日程が終了し、その後、津嘉山の民謡スナック「綾姫」で有志による打上げが行われました。
いつもながらのボリューミーな料理と、若手唄者によるステージを満喫しました。
那覇本部として、準備や進行など至らない点も多々あったことと思いますが、研修や懇談を通して、先生と参加者全員との交流がより一層深まり、テーマである「継承・絆・発展」を体現できた内容になったのではないかと感じています。
大工先生、苗子先生、遠路はるばるご参加いただいた皆さん、本当にどうもありがとうございました!
中田 光太郎