行進曲「威風堂々」を作曲したエルガーの作品に14から成る変奏曲
「エニグマ(謎)」があります。これは妻アリスとの謎々遊びから
生まれた音楽による肖像画で、身近の友人たちを音で描いたものですが、
9番目の「ニムロッド」は、エルガーの才能の良き理解者で生涯を通じて
親友だったイェーガーを描いた曲です。静かな中にも厳かで癒しに満ちた
この曲は、先のロンドン五輪や国家の式典などで度々演奏されています。
エルガーはイェーガーと好きなベートーヴェンで意気投合し、ピアノソナタ悲愴
第二楽章のフレーズをこの中に織り込んだのです。(NHKらららクラシックより)
第九変奏曲ニムロッドhttp://youtube.com/watch?v=NhnMd1Jl7SA
ペーチン