芸能祭であわただしい土曜日を過ごした翌日、沖縄県民謡合同連合会の催しが、
うるま市生涯教育センター「ゆらてぃく」でおこなわれました。
「戦世から80年 伝いんでぃ想てぃ 戦後80年平和祈念歌会・民謡コンテスト」
琉球民謡音楽協会大哲会、琉球國民謡協会、沖縄民謡保存会、琉球島唄協会、前川本流民謡協会、
全琉球民謡協会 の皆様が参加され、先生も石垣市の敬老会からとんぼがえりされてステージに立たれました。
一部ではそれぞれの民謡団体が持ち歌を決めて歌い、大哲会は「二見情話」です。
普段、沖縄民謡は歌わないので、芸能祭の演目と並行して稽古していました。
直前会場で、園さん、有馬さんと手合わせして「よし!」と臨みましたが…。
舞台上で、歌詞が飛びました。トホホ…です。
三線の五♭が高いと先生に注意されていても直らず、三線は駄目でも歌だけは、
と頑張ったのですが結果その歌詞も飛ぶありさまで。
やはりつけ焼き刃は駄目ですね。とても恥ずかしかったです。
その後、二部は民謡コンテストです。
歌詞の中に「平和・戦争・命」が入っている歌を歌う7組の出場者は10代から90代までと幅広く、
喉を競いました。兄弟子の屋嘉部充さんが奨励賞でした。詳しくは先生のブログをお読みくださいね。
やはり、日常から八重山歌と並行して本島の民謡も稽古しておかなくてはと、あらためて反省しました。
幾つになっても課題が出てくるのはありがたく、「年だから…」と言っている暇ないね。
それが実感の、金曜日芸能祭リハから続く濃い三日間でした。
那覇本部 山本千加子