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川井民枝道場との合同稽古

芸能祭本番まであと1か月強。
那覇本部では、川井民枝舞踊道場の先生方をお迎えし、舞踊地謡の合同稽古を行いました。
稽古会場はアルテ赤田ギャラリーホール。自然と背筋も伸びます(椅子のせい?)。
川井民枝道場との芸能祭での共演は、2023年以来、2年ぶり。
久しぶりの顔合わせとなった今回は、来週のリハーサルに先立つ初めてのお手合わせです。

ご一緒する演目は、「白保節〜真謝節」と「高那節」。
本番では「白保節〜真謝節」は女性のみ、
「高那節」は男性のみでの歌唱となりますが、
まずは男女合同で歌い、踊りとの呼吸やタイミングを確かめました。
改めて、入りのタイミングや要所の合わせ方の難しさを実感します。

続いて、本番通りの構成で稽古を進行。


女性陣は3名のみでの歌唱となりましたが、
全員で歌うときとはまた違う、繊細で柔らかな響きがあります。
「白保節」はゆったりと、「真謝節」はテンポを上げるなど曲ごとの違いも意識しました。


男性陣は5名が参加。
「高那節」は低く厚みのある声が重なることで、ぐっと引き締まります。
民枝先生からは「『はりゃりゃ』の後と間奏の間に、一瞬『ん』が入る間が大事」とのこと。
その“間”によって、曲全体の呼吸や間合いが整い、より味わい深い響きが生まれます。

本日の合同稽古の動画と音源は全国の支部にも共有いたします。
ぜひ稽古の参考にしていただき、9月20日の本番に向けて力を合わせてまいりましょう。

事務局