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清流の国ぎふ総文2024

岐阜支部の増井支部長より、
岐阜県で開催された「全国高等学校総合文化祭」のリポートが届きました。
全国の支部の皆さんと共有したいので転載します。

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毎年各県が持ち回りで、高校の文化系部のインターハイ、全国高等学校総合文化祭が行われています。
今年は岐阜がその開催県の年にあたっており「清流の国ぎふ総文2024」という名称で開催されます。
すでに様々な部活動大会が県内各所で始まっており、土岐市で「郷土芸能部門」の審査発表会が8/3〜8/5に行われました。

今年度の郷土芸能部門には、沖縄からは八重山高等学校と、南風原高等学校が出場エントリーされています。
どちらも県代表としての切符を手にした優秀な方々です。
開催基準規定では「(出場校は)各都道府県から原則として1団体とする。

ただし、各都道府県で加盟校数が10校以上の場合は2団体以内とする」らしいですが、全59団体中、沖縄からは毎年2校出場しており、やはり若い人たちの郷土芸能への関心の高さがうかがわれます。

8/4(日)八重山高等学校郷土芸能部の皆さんの発表にあわせて、会場の土岐市文化プラザに行ってきました。

八重山高校の演目は「あんぱるぬみだがーま」で、 名蔵湾の網張地域の海の様子をテーマにした演目でした。

「みなとーま」の歌三線に合わせて、八十目網を手に漁をする踊りからスタート。
「あんぱるぬみだがーまユンタ」へと続きます。
この曲は様々な蟹が擬人化されて登場し、同じ蟹仲間の生年祝いをする曲です。
それぞれの生態の特徴から、舞台準備役や、笛吹き役、三線役など役割を与えられて紹介するところが面白いのですが、舞台では歌の通りにまさに蟹の総出演。
内容を知っていると、なるほど〜とうなずけるし、知らなくても賑やかで多様性に溢れた演出で、観客を楽しませていました。
そして「目出度節」から「六調節」まで一気にクライマックスへと盛り上げ、拍手喝采で終了しました。

踊りの機敏さと協調性に裏打ちされた演出が、とても素晴らしかったです。
相当な練習を積み重ねたんだろうなと、思わず頭が下がります。
出演終わって、外で記念撮影している皆さんが、部の合言葉『心からの笑顔』の通りなのが印象的でした。お疲れ様でした。

他の出場校の発表もいくつか見させていただきましたが、まずそのレベルの高さに驚かされます。
想像する高校生の部活の域をはるかに超えています。
また出演にかける気迫と熟練度が伝わってきて、とても感動しました。
演技と演奏に青春期のまっすぐな気持ちが乗っていて、その純粋さに胸を打たれます。

八重山高等学校郷土芸能部の皆さん、引率の先生や関係者の皆さま方、遠い岐阜までお疲れ様でした。
あと暑い中がんばっていた地元の学生スタッフの皆さん、お疲れ様でした。

追加情報:八重山高校郷土芸能部が、文化庁長官賞(2位にあたる)に選ばれ、東京新国立劇場公演の出演を決めたそうです!

昨年の八重山農林高校に続き、2年連続となります。
おめでとうございます!

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増井さんリポートありがとうございました。
郷土芸能にかける高校生たちの情熱とその素晴らしいパフォーマンス。
青春っていいですね。
岐阜から東京へ、蟹仲間たちの快進撃がさらに続くことでしょう。

今後も皆さんと共有したい記事などありましたら掲載できればと思います。
よろしくお願いいたします

那覇本部 加藤