今年度の「とぅばらーま大会」に私、伊藤幸太が出場させて頂きました!
大会が終わって大分経っていてすみませんが、体験記として。
「とぅばらーま大会」には今回で3回目の出場。
1回目目は「全島とぅばらーま大会」の優勝者として派遣された約十年前。
その後何度か予選をテープ審査でエントリーしたものの突破ならず。
2回目はコロナ禍で予選会が無かった令和3年度。
令和4年度も日程が合わずテープ審査での挑戦で予選通過ならず。
今回は石垣市民会中ホールの予選に挑戦。47人のエントリーの中、やっと予選を突破して15人の枠に選ばれ出場することができました!
予選会はノーマイク。緊張して息の余裕がなかった事が反省でしたが、一息で歌い切る事ができ、声も届いていると実感しました。
結果発表で自分の番号が呼ばれて内心はガッツポーズ!
でも正直予選突破できて「ホッ」と安堵しました。
本番は約1週間後!
その間に琉球民謡音楽協会の芸能祭がありました。
芸能祭の翌日、「あれ?何だか喉がおかしいな…」
大工師匠の個人面授を受けさせてもらったのに声もガラガラ、歌うと声が裏返ってしまう…。
「何でこんな大事な時に…」
自分の体調管理がなっていなかったと大反省…。
病院で薬を貰い、のど飴やプロポリスでどうにか当日には歌える段階まで回復したものの、本調子とはいかず。。。
でも、いざ本番!
笛の南風野さんと数回音合わせをして、これなら何とか行ける!と自信を取り戻して舞台に上がりました。
夜空にはまさに「十日三日ぬ月」が綺麗にあがり素晴らしいシチュエーション。
観客の皆さんから一気に視線を浴びて、気持ちいい緊張感で三線を弾き始めることが出来ました。
でも、野外ということもあるのか、思ったより自分の三線の音が聞こえない気がして、少し強めに弾こうと力んでしまい、「ジャラン…」
一声目を出してもやはり自分の声がスピーカーからあまり聞こえない気がして一気に焦りと緊張に襲われました。
声を上げていく部分でも少し裏返ってしまい、息が尻切れトンボに…。
2番からは落ち着きを取り戻し、「よし!挽回してやる!」と歌い切りました。
結果はやはり番にも掛からず…。
悔しくて残念で…。
師匠に申し訳ない…。
本当に自らの管理不足を悔いました。
でも、初めて予選を突破でき、自力で「とぅばらーま大会」の舞台に立つことが出来たことは自らへの励みと経験になりました。
もちろん悔しいけれど、この悔しさをまた来年の「とぅばらーま大会」にぶつけるために、これからも精進して挑戦していきたいと改めて決心しました。
遅くなりましたが、応援して頂いた皆さん。
そして師匠の大工先生、苗子さん。
ありがとうございました!
また来年頑張ります!!!
駄文長文失礼致しました。
幸太