西表島仲良川流域に広がる水田地帯仲良田や、近くの離島で豊かに稔った
稲や粟の豊作を喜び、年貢の余りは泡盛や御神酒(うみしゃぐん)を作って
神前にお供えしましょう。御神酒は美童に作らせましょうと歌っている。
御神酒は米飯を巫女や処女などの乙女の口の中で噛んで唾液で粥状にしたものを
集めて発酵させて作ったもので、これは「口噛み酒」といわれ、古くから東南
アジアや日本内地にもあったらしい。
「年貢の御残いや、泡盛や御神酒造てぃ・・・」の歌詞は「世果報節」や
「夜雨節」などに頻繁に歌われている。
ペーチン