八重山を代表する子守唄である。

「あがろーざ」とは石垣島の中心村落四か字（新川、石垣、大川、登野城）の東側に位置する
（東里ーあがりさと）登野城村と言われている。

宮古島に「東里真中」という歌があるが、歌詞・旋律共に類似しており、石垣から伝えられたと
言われている。そして宮古からはお返しに「とうがにすーざ」が伝えられたと言われている。

大工先生の奥様苗子さんは、孫たちを寝かす時、「ねんねんこーろりよ、おこーろりよー」
とか「眠れよい子よ、庭や牧場に～」とか和洋の子守唄ではなく、八重山のこの歌で寝かしつける
そうで、孫たちはこの歌でスヤスヤ寝入るそうです。

ペーチン