琉球王府は農地開拓政策のため西表島の崎山村や石垣島の野底村に 波照間島や黒島などから住民を強制的に移住させて開墾に当らせました。
親兄弟や恋人とも別れさせられた人たちの悲痛な叫び、望郷の嘆きは 「?崎山節」や「つんだら節」に切々と歌われています。
「崎山節」の冒頭、「ゆくい~つぃづぃ あ~すび~ぱ~な~」で、 いきなり七、八、九の高音が出てきて、歌う者にとって悩ましいのですが、 あの高音の悲痛な旋律が聴く者の心を揺さぶらずにはおきません。
ペーチン