タノールとは、情感 味わい深さ、個性、独自性などテクニックを超えた
聴く人に訴えかける感性などと言われていますが、教則本(工工四)には
タノールのことなど書いてないのです。
情感、味わい深さというのはどのように身につけるのでしょうか?
例えば、「とぅばらーま」は、ひたすら3000回は歌いなさいと先生はおっしゃる。
ということは、タノールというのは教えようがないのだ。
我々学習者は先生や先輩方の歌唱を何度も何度も聴いて、繰り返し歌い込んで
自分で身につけるほか方法はないということなのかもしれない。
個性、独自性とは何か?
「芸道心得」の中に、「名曲への私飾厳禁」とある。「個性、独自性」を出そうとすると
「私飾」に触れる気がする。「個性、独自性」と「私飾」との兼ね合いがよくわからない。
ペーチン