島唄ブログdiary

ウシュマイ(爺)ンミー(媼)に会いたい!

皆さん、旧盆はいかがお過ごしでしょうか?

旧盆(ソーロン)の初日(お迎え)(んかいぴん)(うんけー)とも言う。

今年は生憎の台風18号の影響でご先祖さまもシケタ後生丸(ぐしょうまる)に乗って

あの世からこの世に下りてこられたことでしょう?

八重山出身だと、お盆の時期ならどうしても「アンガマ」を観たくなる。

翁・媼の面を被ったウシュマイとンミーが花笠を被った子や孫達を引き連れて

各家々を廻りご先祖様を供養する八重山独特の伝統芸能である。

各家々ではウシュマイとンミーが線香を焚いて口飾り(ふつかざり)を唱

家内安全や家族繁栄の願い毎を島ムニ(方言)でユーモアたっぷりにするのである。

 

「無蔵念仏節」で座開きをし、次々と舞踊を披露するが

その舞踊と舞踊の合いだは見物客とウシュマイとンミーの珍問があって

その珍問答が滑稽で面白い。アンガマの見所、聞き所である。

いまだった、こんな質問はあるのかなー?

客「ウシュマーイ のーで世界やアメリカとぅイランぬ戰さゆ、とぅめーぶさぬかやー?」

訳(おじぃちゃーん!なんで国際社会はアメリカとイランの紛争を止められないのですかー?)

ウシュマイ「ボーレーボーレー!」わーや たっちゃぬふぁーりゃ?

上等ぬ質問ゆシーたぼーり。マイフナードォー

訳(お利口さん、あんたは 何処の誰の子どもか?言い質問をしてくれて良い子だ!)

ウシュマイ「ヨーユースキダラー?」ばぬん「あんじぬ戦争や イラン!」であんきそんが

トランプさんや中々ばーぬあんくクトゥンすかぬサー?

ミンやとーでれーどぅうるはずどーぉ!」

訳(よくよく聴いてねー 私もあんなつまらない戦争は いらん!と言っているけれど

言うこと聞いてくれない、きっと耳が倒れているのでしょう?)

お客さん「笑い」

ーーーひょっとしてこんな辞せを詠んだ問答があるかもしれませんね?

 

 

1990年愚生の新川の実家にアンガマを招待したときの写真、お袋も弟も元気であったころ。

今日は中日、そして明日は送る日(うくるぴん)(うーくい)とも言う。

いよいよ明日は後生の世界へお戻りなられるので、それまで現世の現状を

よーくよーく観ていただき、世界平和を見守っていただけるよう、

同じく、この世人もウートートゥ うーとーとぅしましょう!

 

 

ーーそもそのお盆は釈尊の弟子お目蓮が餓鬼道に落ちた母を救うため釈尊に問うたところ

七月十五日に十万衆僧を供養したら救われると教えられ、その通りにやると母は救出された。

食をとそうとしても焔となり物を食べることが出来なかった母親も物を食べることがきた。

撲に食物を盛って供えることはそのためらしい。

ソーロンをしないとウヤピトゥ(ご先祖様)は施餓鬼になるといわれているのだ。

~太田静男の~ソーロン(お盆)のコラムより

 

 

 

Loading