先日、初めて多良間島に行ってきました。
位置的には、宮古と石垣の中間くらいにありますが、文化的には宮古寄りな感じでした。
空港でレンタカーを借りて、まずは、お土産や各種資料、飲食スペースのある施設「すまむぬたらま」へ。
早朝の出発だったこともあり、おなかがすいて、とりあえず腹ごしらえということで、少し早い昼食は、名物のヤギ汁とささげご飯のセットを。
クセもなく、大変美味しゅうございました。
ちなみに、多良間では、ヤギは「ピンダ」と呼ばれていて、島のあちこちで姿を見ることができます。

美味しいヤギ汁
続いては、集落の西側にある「八重山遠見台」へ。
昔からある石積みの遠見台からは、現在はあまり遠くを見渡すことができず、代わりに立てられた背の高い展望台からは、石垣島がはっきり見えました。

遠見台の説明が

コンクリート製の立派な展望台

展望台から見える石垣島
続いて、ふる里海浜公園へ。
目の前のビーチからは、水納島が見えました。定期船はありませんが、一度は行ってみたい島です。

美しい海と水納島
その後、いくつかのビーチへ行きましたが、場所によっては、漂着物も多く、複雑な気持ちになりました。
それでも、それぞれの浜へ行く小道(多良間では「トゥブリ」と言います)を通って海が見えると、それぞれの浜の美しさに触れることができ、とても心地よかったです。
それから、八月踊りなどの貴重な資料が展示されている「ふるさと民俗学習館」へ行きました。

ふるさと民俗学習館の外観
入口近くには、多良間の代表曲「多良間しゅんかに」についての解説が詳しく示されていて、「しょんがね節の系譜」として、遊びションカネーや与那国ションカネーなどについても言及していました。

多良間しゅんかにの解説は大変勉強になりました
そして、八月踊り関連の展示は、鮮やかな衣装はもちろん、組踊の台本など、とても充実していて、実際の八月踊りを観覧してみたくなりました。

最後は、多良間シュンカニの歌碑と、唄に出てくる「ウェーンマ」の別離の像を見てきました。

多良間シュンカニの歌碑

歌碑のそばに建っているウェーンマの別離の像
なお、八重山では、「多良間ゆんた」が唄われていますが、学習館の展示や資料などでは、この唄に関する記述を確認することができませんでした。
石垣島には多良間から移住した人もいるようですが、元々多良間にあった唄なのか、それとも、そういった移住した方が石垣で作った唄なのかどうか、自分自身も勉強不足でわかりませんでした。
今回は、わずか7時間弱の滞在ではありましたが、「多良間ブルー」と称される美しい海、ほかの島々ともまた違った独特の文化やのどかな雰囲気など、島の魅力の一端に触れることができました。
機会があれば、ぜひ訪れていただきたい島のひとつです。
中田 光太郎
![]()




