先日、那覇本部の忘年会を、モノレール首里駅近くのお店「島の人」で開催しました。
稽古場のすぐ近くということもあり、普段はなかなか参加できない東さんも参加!

いつになく和やかな雰囲気で賑やかなひとときとなりました。

一人ひとりがこの一年を振り返り、来年への抱負など語り合いましたが、お話しされた内容は、美味しい料理と楽しさとともにほとんど忘れてしまいましたので、代わりに「今年の那覇本部は、こんな一年でした」というかたちで振り返ってみたいと思います。

2月の総会では、幸太会長が1年ぶりにカムバック。
協会総会での「安里屋節」は、胸に深く染みる唄声でした。
3月の「さんしんの日」では、2025年が戦後80年の節目にあたることを受け、
幸太会長が大工先生とともに、平和への願いを込めた歌詞で「とぅばらーま」を披露しました。

4月からは、池田陽生君が大学入学を機に岡山から那覇へ。
初稽古にはお母様、その後はお父様(東京あらかわ支部・藤川さん)も来沖され、
「親子参観日」のような微笑ましい光景もつかの間、早速さまざまなステージ、大工先生のレコーディングにも参加し、フル稼働で活躍した一年だったかと思います。
6月のコンクールでは、陽生君が大賞でグランプリ、小川さんが優秀賞で上位を受賞。
那覇本部としても、嬉しい結果が続きました。
コンクール後の打ち上げはノボテル沖縄で盛大に開催。
受験者の皆さんや付き添いの支部長さんをお迎えして、那覇本部の執行部の皆さんも、事前準備から当日の手配まで大活躍でした。
8月は芸能祭に向けて、川井民枝舞踊道場の先生方をお迎えし、舞踊地謡の合同稽古を重ねました。
9月上旬の「全島とぅばらーま大会」では、中村さんと陽生君が参加。
陽生君は3位を受賞し、さらにお父様(藤川さん)が2位受賞ということで、父子そろっての表彰となりました。
下旬の芸能祭では、優秀賞上位の小川さんがチームオガワを率いて独唱、グランプリ受賞の陽生君が大トリを務め、堂々とステージを締めてくれました。
10月の「石垣とぅばらーま大会」では、幸太会長と陽生君が予選を通過し本選へ。
陽生君は努力賞を受賞しました。
11月上旬の「アの国のまつり2025」では、大工先生が療養のため急遽不参加に。
苗子先生とともに、幸太会長と陽生君がコンビでステージに立ち、ブリカールご夫妻、木全ご夫妻も踊りやサポートで盛り上げ、大工先生の不在をしっかりとカバーしました。
下旬の師範教師免許試験では、中村さんが見事、師範免許に合格。
本当におめでとうございます。

そんな一年を締めくくる忘年会で、締めの大工先生のお話しでは、
「幸太会長が那覇に来たときは、次男坊ができたような気持ちだった。
陽生君のときは、孫ができたような気持ちだった。」
と、これからの二人の成長をあたたかく、そして楽しみにされているお気持ちも伝わってきました。

那覇本部では、大工先生のもと、幸太会長を中心に、
一人ひとりもまた、ひと皮もふた皮もむけた一年だったかと思います。
昨年入会された米盛さん(大工先生の同級生)も、
時にご意見番?のような存在として、ほどよい喝を与えてくれます。
来年もお互いに学び合いながら、皆さんそれぞれのペースで飛躍していきたいですね!
事務局
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