島唄ブログdiary

有終の日・大阪支部稽古

年末の県外出張稽古は大阪支部で一年を閉めようと、此処数年行なわれております。

去った13日は「海老江コミュニティーセンター」2日目は玉コミで実施されました。

13日初日の稽古風景

いわば、この一年それぞれ課題を持って取り組んだきた曲に臨む稽古ですから

気合いが入る稽古なんです。

初日の稽古後、今年最後の記念写真1

今回の練習曲は去った10月新譜CD「タノール」アルバムに納められているナンバー曲を

取り組む会員が多かったが、その中でも根強く「とぅばらーま」歌唱のチェック、器楽の笛・太鼓と幅広い

大阪支部の稽古内容は濃いものがある。

濃いと言えば

今回は特別に支部長と相談して2日目の午前中は初めての試みとして愚生の拙「とぅばらーま再考」講演を初めて開講しました。

「人は何故歌を歌うのか」「民謡のルーツ」「とぅばらーまの語源」「八重山の歌謡の形態」「とぅばらーまのンゾーシー考」「八重山の歌唱法」・・・

2日目の午前は愚生の講演「とぅばらーまを考える」の拙講演が初めて行なわれた。
稽古に参加できない会員も講演だけでもと、参加してくれました。

講演を実施した理由として・・・

最近「関西とぅばらーま大会」「石垣とぅばらーま大会」などにもチャレンジされる会員が増えているので、

歌唱の技術を修練することも大事だが同時に「とぅばらーまの大要」歴史やルーツを少しでも

知ることで歌マナーを共有したいと考え今回大阪支部稽古で講演を開講をさせて頂いたという次第です。

大阪支部の皆さん、熱心にご視聴ありがとうございました。

会員からは「毎年開催して欲しい」との要望の声もあったが、

支部長と充分相談して企画を考えますね。

愚生の講演後、記念写真

先月行なわれた教師師範免許で見事合格し、大阪支部から新しい教師誕生した典子さんへ皆から花束贈呈があった。

打上げ会の料理も美味しかった。大阪食い倒れ、とは良く言われたものだと思いました。

2日目の14日の打上げ会場で教師免許合格した典子さんの誕生日に当り

ハッピーバーデーを歌い、○○歳を祝った。

会場は福島にある

「へベレケ」という鳥焼を中心にした料理店

「へべれけ」というの言葉は泥酔している人のことを言うそうだが

てっきり関西弁かと思っていたら

なんとギリシア語でへーべーのお酌が訛ったモノだそうです。

しかし、よくも外来語を探して店の看板にしたね

関心しました。

ベロンベロンに酔った言葉と同義語なのかな?

次回、詳しく知っている人がいたら教えてねー?_

ヘベレケまでに行かないが、それにしても大阪の女性軍は酒が強いなー!

その性ではないでしょうが、みんな明るく元気である。

2日間の稽古と楽しい打上げ会、お疲れさんでした。

 

へべれけ、の料理

打上げ会で話された展望計画は是非実現したいですね。

大阪式一本締め(大阪締め)のオッポー。

「大阪一本締め」を聞かないと大阪じゃない!

いつも締めの拍子を取ってくれるのは緒方さんことオッポーさん

「打~ちましょ」パンパン「もうひとつせ」パンパンと大阪独自の

リズムと掛け声の雰囲気で打つ大阪締めは大好きだ。

愚生はまずこれを聞かないと、やらないと大阪に来た気分になれないのである

大阪支部の会員の健康願いと教師免許合格の慶事と更なる躍進を

誓い、パンパンパンと調子よく皆で高らかに手拍子で締めてくれた大阪締めで今年最後の

大哲会支部への出張稽古は修了いたしました。

ありがとうございました。

 

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