8月24日(日)関西とぅばらーま大会(大阪在)、9月7日(日)全島とぅばらーま大会(那覇在)を
終え、来る中秋の13月夜(4日)は本場本選である「平成7年度 石垣島とぅばらーま大会」が
地元・石垣市の新栄公園で午後6時20分から開催されます。
本大会の起こりは、ご承知だと思うが、戦後まもない1947年(昭和22)年から
開催している長く歴史ある大会であります。
その伝統ある抒情歌の「とぅばらーま」を歌い頂点を目指して全国からツワモノ達が
予選を通過した24名が石垣市に集い 喉と八重山独特なるタノールを競います。
愚生の愛弟子2名(伊藤幸太/池田陽生)が本選に臨むことになりました。
また、嬉しいことに歌詞の部で有馬泉が「特別賞」を受賞しましたので入賞歌詞を披露して
本人が自作を歌唱するそうです。
尚大会の模様はインターネットでも発信されるそうですので
皆さんの応援、よろしくお願いいたします。
変わって・・・余談だが
先月、石垣市敬老会イベントに出演して翌日、飛行場に行く途中、どうしても見てみたい
ところに運転手の嵩本安博くんにお願いして現場にと車を走らせた。
記憶にあたらしいと思うが、2021年7月に台風6号の強風で石垣市指定史跡「仲道路の三番アコウ」
(なかどーみつぅ・とぅばらーま大会会場なる場所)のアコウ木が無残にも倒れたことを知ったとき
のショックは今でも忘られません。
あれからどうなったのか、樹だけに気になっていました?!
現場を見てホットしました。強風で倒れたアコウ木は見事再生され威風堂々と仲道ロータリーに
生えておりました。
再生しているアコウ木を見て思ったのは・・・
ある意味でとぅばらーま歌も「いずすどぅ主」と謡わなくちゃー再生できないように
三番アコウ木のように毎年強風に吹かれ揉まれ倒れても見事に再生を成す強木に育つのと同じように
とぅばらーまも終戦直後、地も心も荒廃した時代に翻弄されながらも、八重山に根(音)を下ろし
張り、根強く歌い継がれ島人に生きる喜びを歌に託してきた八重山のスピリチュアルはこれから万代までも歌い再生続けられることを願って止みません。
今年は戦後から80年、とぅばらーま大会で、どんな歌詞で歌唱されるのかな?
大会への興味は尽きないが、
弟子達が無事平素とおりに
本番で歌唱できることだけを祈っております。
結果は後で付いてくるものです。
「人事を尽くして天命を待つ!!」である。