沖縄の4月28日は1952年の今日の日(4月28日)
サンフランシスコ講和条約が発効されたことにより沖縄、奄美、南西諸島、
小笠原諸島は日本から切り離され、米国の統治下として置かれ27年間
沖縄が復帰するまで完全に本土から切り捨てられた日。
いや切り捨てられた日と言っても過言ではない、
沖縄ではその発効された4月28日を「ヨンテン・ニーハチ」と称し
忘れてはならない「屈辱の日」として呼ぶようになった。
太平洋戦争では沖縄は本土防衛の「捨て石」とされた。
唯一、地上戦で住民が巻き込まれ20万人余が戦禍の犠牲になった悲惨な歴史がある。
今尚、理不尽で広大な基地がある故数々の米軍による事件事故、新基地辺野古へ強行に
押し進める建設。
県民の人権がないがしろにされてきた。。
発生する事件事故の窮状を訴えても民意が無視され主権が回復されずに
植民地あつかいされている沖縄の現状はいつまで続くのだろうか?
ーーーいま世は大型ゴールデンウィーク真っ只中である。
沖縄の今日は決してゴールデン(黄金色)ではない。
時の沖縄県知事だった翁長雄志は那覇市長時代、
沖縄などが日本から分離された「屈辱の日」の日の深い悲しみを表すイメージカラーを
市役所に紺色として展示して4・28に対して「残念・無念・失望」など、政府の認識と異なる
「複雑な想い」の歴史認識を紺のカラーで明記した。
そのチュウーバーだった翁長雄志はもうこの世にいない(映画 太陽の運命)
けっして「屈辱の日」は「ばしぅけーならぬ!」風化させてはいけないのである。
沖縄の紺色は来月の5・15(復帰記念日)6月の6・23(全戦没者慰霊の日)
とつづきます。