島唄ブログdiary

文歌両道

世の4月と言えば新たな、はじまりの季節です。

そのスタートに相応しい岡山の高校を卒業し琉球大学を見事合格

去った4日は晴れ晴れしい入学式と八重山うた大哲会那覇本部に岡山支部から移籍入会された

池田陽生(ひなせ)君を歓迎して「入学祝&歓迎会」を細やかに稽古後教室で行ないました。

陽生くんは高校の成績も優秀でしただけに、将来の進路を東京の大学か?大阪の大学か?と

大哲会の各支部長たちからの争奪戦もあり紆余曲折ありましたが・・・

「大工先生の居る那覇で直接師事する」と本人の強い意志を尊重して親も

沖縄への進路進学を決めたそうです。

池田陽生くんが将来の抱負を語る横で心配そうに見守る母親のKさん。

2022年は「Uー18島唄者コンテスト大会」では見事優勝、21年は琉球民謡音楽協会主催の民謡コンクールの

最高賞で最高得点を獲得、芸能祭では堂々と独唱したのも記憶に新しい事でしょう。

すでに、これまで様々な賞を受賞された実力の持ち主でもある

彼の非凡な才能は正に「有為多望」これからの活躍が非常に楽しみです。

と言えども歌の道、芸能の道は技術も大切だが、どの世界もそうだが

一番大切な教えは「礼楽」「礼節」を重んじる世界。

那覇教室でしっかり指導していく所存でありますが、まだまだ歳はアカラー成年(青二才)

どうぞ皆さんにもご指導ご鞭撻の程をお願いして

陽生君の将来に期待をしましょう!

6日の夜は池田親子と大工夫婦+孫の真名人くん(陽生くんの一個上)も加わりお食事会。いろいろこれからの事を話合いました。お母さんから入学祝記念としてコルク材の高級名詞入れをプレゼントされました。感謝!愛用します。

これまで母親にお世話になった気持を即興で、とぅばらーまに乗せて歌いました陽生くん。
凄いね!!

 

 

写真は昨年の夏、大阪で稽古打ち上げで、進路をどうしようか?と迷っていた頃。今の写真と比べて一年でこんなに大人になるんだね~?
右は陽生くんを岡山支部で育ててくれた中村支部長。左はお母さん。

22年県文化協会主催の「Uー18島唄者コンテスト」で最優秀賞受賞した記念に

先輩の伊藤幸太くんともこれから一緒に切磋琢磨に頑張ってくださいねー!