那覇本部会員で、大工先生の同期生でもある米盛さんの投稿が八重山毎日新聞(11月21日発行)に掲載されました。
タイトルは「八重山うたは命薬(ぬちぐすい)大哲会に入門して」。
八重山民謡を学び始める中で、自分自身を再発見した素敵なエピソードが語られています。
白保出身の米盛さんは、幼少期に親しんだ「白保節」をもう一度唄いたいという思いから、今年の春に「大哲会」に入門されました。
週2回の稽古を重ねる中で、「白保節」や「真謝節」が唄えるようになり、三味線の腕前も徐々に上達しているそうです。
その成果はご本人だけでなく、那覇本部の皆さんも感じられていることでしょう!
八重山民謡には、苦しい時代を乗り越えようとする人々の祈りや願いが込められています。
その深さと美しさにふれ、歌の背景や意味を学ぶ中で、八重山の歴史や文化の豊かさを改めて実感しているとのことです。
「八重山に生まれて良かった」という言葉には、八重山文化への深い愛情があふれています。
米盛さんの熱心さは稽古中にも表れており、質問の量と鋭い角度は周りにも良い刺激となっています。
時折お話が少し長くなるのはご愛嬌ということで。。それも学びへの情熱の表れですね!
先日は、石垣で開催された同期生が集う「喜寿祝」の場で「白保節」「真謝節」を独唱されたそうです。
大工先生と舞台に立ち、三味線を弾きながら唄うという目標も見事に達成されました。
堂々と唄を披露されたその姿は同期生の皆さんにも深く響いたことでしょう。
これからも新たな目標に向けて、さらに挑戦を続けていかれることと思います。
「この年になっても新しいことに挑戦できる自分を発見した」と語られるその言葉に、私も何か新しいことに挑戦してみたくなります。
八重山の文化の豊かさと、挑戦することの素晴らしさを改めて感じさせていただきました。
加藤