昨夜(5日)は
宮里千里が57年録音した「奄美・八重山のうた」第二弾公演を久髙島で催した時の
貴重な音源を聞く会(機材はアナログプレイヤー)が桜坂にある「カラーズ」でありました。
当時、愚生(八重山)が32歳の若さ、坪山豊さん(奄美)が50歳というサラバンジ(最盛期)の年代に
行なわれた二人会。奄美のヨイスラ節を二人で歌ったり、嘉徳ナベ加那と仲筋ぬヌベーマの
競演、Keyも6の二揚げで歌っていた。もう今はこんなKeyでは歌えない。
坪山豊兄の歌は第一弾の東京目黒公会堂での公演もすばらしいかったが
久髙島での歌にも圧倒されました。
ご一緒できて幸せでした。
そしてゲストに地元で久髙海運の代表の内間新三さんの「夏花」「与那国ションカネー」は
圧巻であった。新三さんは昨年カジマヤーを迎えているが、まだお元気です。
そして最後は「奄美六調節」「八重山六調節」「唐船ドーイ」「天川」と連続カチャーシーは
久髙島だから出来た勝手ない盛り上がりであった。
何故?そんなロングなカチャーシーになったのか?
島のオジィーオバァー達の踊りが余りにも素晴らしから地謡が
完全に踊に乗せられたのである。
会場から指笛が聞こえたり、一緒に歌ったり、お囃子が入ったり、
歌い手と客とが一体となった歌会だったとはっきり記憶に残っております。
マタとこのような熱い雰囲気の歌会は出来るのだろうか?
それだけに千里の録った音源は貴重と言える。
来客された皆さん!
僕からも、ありがとうございました。
きっと旅立たれた豊兄も「千里さん、てっちゃん!ありがとう!」と
天国で喜んでくれているとおもいます。合掌
金平さん!北海道のお土産、また人気の高い金壺食堂(台湾料理)のチマキ
ありがとうございました。美味しかったです。
尚、第3弾の千里の音源を聞く会は8月31日前島であるそうです。
後日詳細知らせます。乞うご期待の程を