島唄ブログdiary

石垣島・四ヵ字の最大イベント

今年の農作物収穫への感謝と来夏世(クナツユー)の豊年豊穣を神々に願う予祝祭(前祝)のプーリゥ(豊年祭・四ヵ字村)を観に帰省してました。

新装された真乙婆御嶽(マイツバオン)拝所

 

昨年新築された拝殿の真乙婆(まいつば)御嶽(おん)の境内にはホスト役の新川村の伝統的な古式豊かな奉納儀式踊で始まり各字婦人会の艶やかに数々の奉納舞踊、八重山農林高等学校郷土芸能クラブ、石垣中学校芸能部の芸能奉納には多くの見学者から大喝采を浴びていました。

自慢の各字の旗頭

そして農の神様から五穀の種受けの義、アヒャー綱の義で婦人達は熱狂の巻踊で最高の盛り上がりを見せた。

プーリゥのフィナーレーであるツナヌミン(東西の大将同士決闘)とクライマックスの大綱挽きは残念ながら見ること出来ませんでした。

従兄弟の東嵩西美寬の奥さんがアヒャー綱のカヌチ棒を受け取る今年の主役でした。

巻踊りのガーリー(我栄り)は最好調に盛り上がります。

大きいバーキをかめた妹のユラスマース

姪っ子の笑美子。

甥っ子のマサト

妹の旦那(太蔵)と弟の孫(致寿)

「五穀の種受け取りの義」
太蔵と致寿の共演。

今年の豊年祭には妹を始め甥っ子、姪っ子が併せて6人も参加。
大工家の親族が多く参加するとあってお袋も「是非見たい!」と元気に真乙婆御嶽で喜んで見学してくれました。
もちろん、今年令和元年の豊年を祝うと同時に大工家の健康願いが新築された真乙婆御嶽で揃って祝えたことは大変幸せな今年の世願い(ユーニンガイ)の豊年祭でした。

また、来年は孫達も連れて行きたいね。