島唄ブログdiary

第2回宮良長包音楽コンクール

宮良長包とは言わずと知れた「近代音楽の父」また沖縄のフォスター

とも言われているのはご承知だと思います。

宮良長包は2023年、生まれてから今年で百四十年の記念年になります。

代表曲として「えんどうの花」「新安里屋ゆんた」

「汗水節」などの名曲を百七十曲余りも作曲されております。

その宮良長包の音楽を後世に歌い継ごうと宮良長包協会が主催となり

昨日、琉球新報ホールで「第2回」宮良長包音楽コンクールがありました。

 

 

審査員は

泉恵得(琉球大学名誉教授・宮良長包協会長)

金城泰子(女声合唱団「ちゃたん」指揮者)宮良長包協会副会長

大工哲弘(八重山うた大哲会 会主)

津下美奈子(沖縄県少年少女)

 

出場部門は

リハーサル
女声アンサンブルの部で「山の子守唄」

独唱、重唱、アンサンブル、合唱の4部門。

(独唱内では・幼児、小学校低・高学年、中学、高校、大学に分かれます)

表彰:宮良長包生誕140周年記念特別賞、賞状、

トロフィ。書籍(宮良長包物語)(三木健著書)贈呈

聴衆賞:一番心に残った演奏を聴衆の皆さんが選考する賞(賞金、賞状、賞品は上に同じ)

出場者は全体で31組が各部門を競い、すばらしい長包音楽の歌声に審査しながら

酔いしれてしまいました。

このコンクールの審査のすばらしい方法とは

「聴衆賞」というのを設けて観客が選考して投票するというという仕組み

第一回もそうでしたが、審査員が選考した順位と観客が選んだ順位が一緒なるということだ。

要するに「まったく偽りなく認められた賞」と言うことだ。

 

審査委員長の泉恵得氏より審査評

順位は後日琉球新報に掲載されると思います。(ゴメン、メモるの忘れました)

郷里の大先輩である宮良長包の音楽がいつ世までも

こうして奏でられ、歌われることはすばらしい音楽遺産だと思います。

改めて尊敬の至りであります。

宮良長包協会のみなさま、

ありがとうございました。

出場者の皆様もご苦労産でした。

至福な時間でした。

先の話ですが・・・

11月3日には「第3回宮良長包コンサート」が企画されております。

乞うご期待の程を

 

 

コンクール主催者(審査委員長)の泉恵得さんと音楽談話
とても勉強になります。