映画「米軍が恐れた不屈の男」「瀬長亀次郎の生涯」ヒットを飛ばした
映画監督の佐古忠彦さん(映画監督 TBSテレビ報道局 元同局アナウンサー)が
今度は戦中最後の沖縄県官選知事・島田叡(兵庫県神戸市出身)は
戦時中「玉砕こそが美徳」とされた時代、
人々に「生きろ」と言い続けた島田県知事。
沖縄戦の実相と関係者の証言を中心に、新たに発見された資料を交えながら、
島田の生涯に迫るドキュメンタリー映画『生きろ』を
本日桜坂劇場で観てきました。
いま日本に、島田のような政治家リーダーが問われる、と思います。
すばらしい島田の生き様。語り継いでいかなければ成らない。
因みに上映は今月の10日(金)までです。
―――映画の紹介はチラシから転載します・・・
昭和20年3月、アメリカ軍が沖縄に上陸。6月23日、牛島中将が「私が死んでも最後の一人になるまで戦い続けなさい」との言葉を残し切腹、
だから事実上、9月まで続いた沖縄での地上戦と、
同じ時期のロングラン上映となりました。
銃弾、豪雨、酷暑、湿気、空腹、恐怖、痛み、苦しみ、悲しみ・・・。
突如この世の地獄に引きずり落とされた先輩方。半年間は、きっと酷く長いものに感じられたと思います。
島田元知事はじめ、命をおとしてしまわれた全ての人々のご冥福をお祈りするとともに、
戦後の荒れ果てた沖縄を生き返らせ、現代に受け渡してくださった先輩方に、
心から感謝申しあげます。
先輩方が命がけで繋いでくださった沖縄の未来。
今度は私たちが大切に育み、
受け渡していく番ですね。(moji)