島唄ブログdiary

CDレンタルショップ

残暑お見舞い申しあげます。

我が家の近くのTSUTAYAに夏休み期間中は
泊まりにくる孫達と一緒にCDやDVDを借りる機会が多かった。
ビックリしたのはいつもコーナーに陳列されてあった
沖縄音楽CDコーナー棚が7月末から突然無くなっていた。
その代わりにコミック本や書本がぎっしりと並べられてあった。
最初は目を疑った。
ちょうど棚の整理をしていたスタッフに聞いてみると、
「ハイ!確かに沖縄音楽コーナー無くなりました」と答えてくれた。
でも数枚は置いてありますよーと案内されましたが、
2~3枚程度寂しく置かれてあった。
もう理由は聞かなくても分かってはいたが、
あえて聞いてみた。
最近は沖縄音楽CDの賃借者が激減しているのが理由だ。
言うまでもなくコミック本や書籍の消費者が多いということだ。
そうだよね。
売り上げ至上主義だから仕方がないよね。
自分にも言い聞かせた。

きっとコロナ禍になり沖縄ミュージシャンの活動の場が奪われて
僕の知る限りでも昨年からの新譜アルバムの制作が減少し
リリースしたのは数名だ。そんな理由もアルかも知れない。
これまで築きあげた90年代頃から沖縄ミュージシャンが頑張って
沖縄ブームを築き、全国どこでもライブができ、
沖縄の歌が歌える時代になったのも
74年から東京や大阪で開催してた「琉球フェスティバル」や
THE BOOMの「島唄」の大ヒットで三線の裾のが広がり全国から注目を浴び2001年度上前半期放送されたNHK連続テレビ小説「ちゅらさん」の後押しもあって
「沖縄の音楽文化」が市民権を得られたと喜んだものであった。
―――話を戻そう。
レンタルショップで沖縄音楽コーナーがなくなったからって騒ぐことはない。
昔から「流行ものは廃れモノ」と言われているが
別の見方をすると「沖縄の音楽のブームは一過性して落ち着き
定着したまでだ!」と思っています。

何よりも一日も早く「コロナ・コロナ」の呼称連呼が聴けない日が来て
マスクを外して音楽活動が再開できる日を願っております。