沖縄は1972年(昭和47)年に日本に復帰して明日は49年になります。
沖縄県民は悲願の「核抜き本土並み」「完全本土並み」を信じ
日本国憲法に守られることを喜んだが、あれから何も変わっていない。
日米地位協定に阻まれ憲法が形骸化されてはいないか
「本土並み」施政権はは幻想ですぎなかった。
5・15世替りで何が変わったのだろうか、何が変わっていないのか?
考えたい。
――風狂の歌人として名を馳せていた故嘉手苅林昌さんの
母が復帰を直前にして沖縄の現状をシビアに詠んだ琉歌がある。
♪ あたら我が沖縄(うちなー) 品物(しなむん)ぬたとぅい
取たいとぅらったい 上ぬまかち
訳(大切な沖縄はまるで品物のように売り買い物のように、人民の意志は全く反映されず
アメリカに売り飛ばされたり、上(政治家)にまかせだ。)
♪下(しちゃ)ぬうてぃ 上(うぃ)ん 成り立つたみし
下ぬねん上ぬ ぬ役(やく)たちゅが
訳(下人民があってはじめて成り立つお上下人民を無視したお上にどれ程の意味があろうか)
♪思(う)みば身ぬ毛(き)だち 戦争ぬ哀りゆ
またんくい戻ち あらばちゃすが
訳(復帰、、、それも良いけれど しかしニッポンのイメージは戦争の悲惨さである。 ニッポンに帰って 、またあの戦争にまきこまれはしまいか、身の毛がよだち不安がよぎるのである)
――実際、沖縄の若者でも5・15を知らない世代が増えている
沖縄は何度も世替りに翻弄された歴史がある。
「アメリカ統治下時代」を経験した一人として
沖縄の現状を伝えていく義務があると思います。
その一つのツールとして「沖縄へ返せ」「沖縄かがやけ」を歌い
過去未来へと繋げていきたい。
追伸:明日の5月15日(土)全国版の毎日新聞に
「5・15復帰記念日を迎えて」取材インタビューをうけました。
明日、記事が掲載されますので興味のある方はチェックされてくだいね。
↓♪「沖縄へ返せ」「沖縄かがやけ」が聴けます。↓
毎日新聞 https://video.mainichi.jp/detail/videos/%E3%82%BB%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%83%88/video/6254175340001?autoStart=true |
ブログ投稿していたら、日にちが変わった。
沖縄が本土復帰して本日5月15日で49年になった。