今年も投稿させていただきます。
今日4月28日は1952年のこの日、日本が占領化から解放され、
独立した日だが、一方沖縄や奄美、小笠原諸島が日本から切り離され、
米軍の統治下に置くと定めたサンフランシスコ講和条約が発効の日である。
72年まで米国の施政下にあった沖縄にとって、
本土から切り離された沖縄では「ヨンテン・ニハチ」「屈辱の日」と呼んでいる。
先の大戦では本土防衛の捨て石にされて20万人余が犠牲になり、
敗戦直後は拳銃とブルトーザーで強制接収され広大な基地が強行に配備され
今なお米軍基地が在るゆえに発生する事件事故、沖縄の民意は踏みにじられている。
県知事、県民投票、衆議院でも辺野古新建設「ノー」を示しても、
粛々と(適切に?!)辺野古ありきの政府。
沖縄には「主権」「民意」もないのか、いまもなお屈辱がつづくオキナワの現代進行形
である。
講和・安保によって形成されたのは「沖縄基地の固定化と「本土沖縄の分断」
である。沖縄依存の安保政策を見直してコロナ禍での悩む日本の国民医療体制へ
膨大な軍事予算をまわたら、いまの困難(有事)世からどんなに救えることか
目を覚ます時期にきていると思う。