大城美佐子さん(84歳)が帰らぬ旅発ってから今日17日でちょうど一ヶ月が経ちました。
八重山の諺に「しぅんぴとぅぬ ぱんや はいしゃーん」
(死んだ人の足は早く去っていくように感じられる)
本当に早く感じますよね。
先月はPCが故障して修理に預けてあったので、
「偲び会」の報告ができませんでした。
遅ればせながら一ヶ月忌で美佐姐を偲びたいと思います。
愚生は74年、故竹中労主催の「琉球フェスティバル」からずっとご一緒で
いつもお世話になっておりました。
食事の時は「てっちゃんは若いから一個では弁当は足りないでしょう」と言って
他から2個も3個ももってきて、愚生に食べさせてくれた。それでも
たりなと言ったら、自分のものを分けてくれていた。
お陰で愚生は「大食いのてっちゃん」とあだ名が付いた。
いや、実際大食いであった。笑
その時共演した琉フェス・メンバーで残っているのは現役を引退されているが
国吉源次兄(アザ)・知名定男と愚生3名になってしまいました。
余りにも寂しい。
美佐姐とは昨年の11月末、名護市民会館で公開収録された
NHKのTV「民謡魂」で共演したのが最後でした。
その時も楽屋に来て言っていたな~
「てっちゃん弁当食べる?」って。
鬼籍になった先輩唄者が多いので
ひょっとしたら、天国で「琉球フェスティバル in後生」として
開催できるかも知れませんね。
今年の旧暦7月盆に後生からオンラインで配信したら
大スクープになるかも知れない?
後生での琉フェス出演、知名と愚生はちょっとまだ早い
ナーチュチバイ(一踏ん張り)したいな。
長い後生の道のり、改めて美佐姐のご冥福を
心からお祈りしております。
そして天国からお弟子さん達や
後輩達を見守ってくださいね。
合掌