第一回「とぅばらーま歌詞コンテスト」趣意書
白夏(スサナツ)の候、皆様におかれましてはますます御健勝のことと
お慶び申し上げます。
さて、今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため各地で予定されていた「とぅばらーま大会」が相次いで中止になりました。叙情詩「とぅばらーま歌」をこよなく愛する人たちからは「寂しい」という声が多く寄せられております。
「八重山うた・大哲会」では去った4~5月緊急事態宣言が発出され日本中がステイホームと外出自粛を余儀なくされていた期間中にWEBを活用し「でんさ節歌詞コンテスト」を催行しました。コンテストを通して八重山の島言葉(ムニ)を享受する目的と閉塞感を少しでも和らげようと歌詞コンテストは全国大哲会会員はじめ一般会員からも大変好評を得ました。その実蹟も踏まえ今回は八重山歌で、もっとも人々から愛唱されている「とぅばらーま歌の歌詞コンテスト」を実施する運びとなりました。
「とぅばらーま歌は一度聞いて惚れ、二度聞いて酔う、三度聞いて涙する、そして何度聞いても魂が燃え尽きる」魅力には旋律の美しさと歌唱の形態、そして即興の歌詞で歌われる「とぅばらーま」だから人口に膾炙される名曲なのです。下記のように「歌詞コンテスト」を実施することにより身近にとぅばらーま歌を感じてもらい、さらに広めていく想いで実施する次第です。
先がまったく見えないコロナ禍ですが「詠むすどぅ主」(歌詞を詠む人が主)と
なり己の思いを「とぅばらーま」の歌詞に託して吐露してみませんか。
本催しの趣意にご理解のうえ、皆様方から作品の応募を賜りますよう、
お願い申し上げます。
記
- 名称:第一回「とぅばらーま歌詞コンテスト」
- 内容:広く内外から自作の「とぅばらーま」歌詞を募り、
厳正な審査を経た入賞作品を発信すると共に、入賞者を表彰する
- 主催・運営:八重山うた大哲会
第一回「とぅばらーま歌詞コンテスト」実行委員会
実行委員長:伊藤 幸太
- テーマ:自由
- 参加資格:県内外から作品を募る
- 応募方法:所定の応募用紙の様式に合わせ、期限までにE-mailで応募すること
応募は、一人2首までとする
- 申込期限:令和2年10月20日(土)※変更されました。
- 申込料:なし
- 応募先:八重山うた大哲会事務局
- 赤松佳子 akamatsu.keiko@silk.plala.or.jp
- その他:別紙『第一回「とぅばらーま歌詞コンテスト」実施要項』参照↓
皆様の作品をお待ちしております。