島唄ブログdiary

4・28は屈辱の日

世はいよいよ明日からGWに入る。

ウキウキされている方も多いと思いますが、

如何せん今年のGWはステイホームウィークならぬ

コロナブルーウイークになる覚悟だ。

ところで本日の4月28日は何の日?

知らない人の為に
1952年4月28日、サンフランシスコ講和条約が発効されたことにより沖縄、奄美、南西諸島、小笠原諸島は日本から切り離され、米国の統治下として置かれ完全に本土から切り捨てられた日。沖縄ではその発効された4月28日をヨンテン・ニーハチと呼び「屈辱の日」として忘れてはならない日である。後に沖縄は27年間アメリカの統治下となり、いまでもアメリカの植民地あつかいが続いている。
太平洋戦争では沖縄は本土防衛の「捨て石」とされ唯一、地上戦で住民が巻き込まれ20万人余が戦禍の犠牲になった歴史がある。今尚理不尽で広大な基地がある故つづくオスプレイの配備、辺野古新基地の建設押し付け、県民の人権がないがしろにされてきた数々の事件事故(一例をあげると:今月に入って発がん性物質を含んだ泡消化剤を普天間基地から民間住宅街に大量に流失、大問題になっているのですが汚染源を米軍も日本政府も調査しない無責任さを白日の下に晒す事態がまたも起きております)。
屈辱の日は決して過去の歴史ではなしに今なお沖縄の米軍から発生する事件事故の窮状を訴えても民意が無視され主権が回復されずに植民地あつかいされている沖縄の現状はいつまで続くのだろうか?

いま新型コロナ関連のニュースが逐次報道されているように世界中で感染者が多くの命を失っている状況下でも戦争の抑止力をチラつかせ普天間飛行場の危険性除去と返還の為には移設が唯一解決策だとアメリカのご機嫌主義を保持しようと膨大な予算追加し強引に軟弱地盤改良に伴う設計変更を県に申請し更に辺野古埋め立てを進める方針は到底容認できない。そんな不要な国費があるのなら、いまコロナ対策最前線で戦っている医療関係への対策費、企業へ休業保障費として新基地建設費をまわせたらどんなにいま苦しんでいる全国民が喜ぶことか?

まずは「命どぅ宝」である。今回一人当たり一律給付の10万円だって国民が声を上げたから国も動いたことは否めない、理不尽で元凶なる軍事費や辺野古新基地建設も全国民で声をあげればきっと国も動き建設を止められるものと信じたい。
今回の新型コロナウイルは目に見えないが、感染拡大で世界の国々のコロナ対処対策を比べるといかに日本の対策が考えられないほど脆弱なのかハッキリ見えてきたのは愚生一人でないはずだ。サンフランシスコ講和条約で沖縄を切り離した政策も考えられない4・28の「屈辱の日」は風化させてはならない。
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