同級生の中でもっとも親しくしていた森田佐知夫が旅立ちました。
お互い沖縄芸能に関わっていたこともあって兄弟のようにお付き合いをさせて貰っておりました。
訃報に大きな衝撃を受け、残念でなりません。
♪「うふどぅー出でぃふねー帰るん
うふぬー出でふねー帰らぬ」
(大海原に出る舟は帰ってくるが、
大野原に出る舟(棺のこと)はもう帰ってこない)
~八重山諺~
佐知夫は「初代徳八琉家元国場徳八」師匠の下で太鼓芸の薫陶を受け、昭和43年国場徳八太鼓研究所に入門し、50年近くも太鼓芸を修行され、2014年は独自の「八重山古典民謡太鼓手附」の楽譜を刊行、多くの弟子を輩出し地元を中心に活動されていた。
2017年の石垣市市制施行70周年記念式典では愚生と一緒に「文化功労賞」を授与されたときには、お互いこれからも賞を励みに「ギバロウ!」(がんばろう!)と歓び誓いあったばっかりである。
本日の告別式は沖縄もコロナ感染拡大のリスクを考慮し家族のみで葬が営まれます。
コロナが完全に収束するのを待って親しい仲間たちで「偲ぶ会」を予定しております。
心からご冥福をお祈りいたします。
安らかにお眠りください。合掌
ーーー故佐知夫を偲び、写真供養したいと思います。
笛の仲里栄芳くんと
これまで長い間、親しく付き合ってくれて感謝のみです。
下は米原にある「佐竹八重山やし記念館」にて