島唄ブログdiary

オジンのドゥチュイムニ(独り言)

コロナウイルス関連で毎日振り回され、他の大事なニュースも
影に隠れがちである。その一つに学校法人(森友学園)への国有地売却を巡る財務省の決済文書改ざん問題で2018年に自殺した同省の赤木さん手記が公表されてから明らかに組織的不正だと言うことが明確になった。
改ざんを指示した局長の固有名詞も名指し、命を懸けて書き留めた手記は計り知れなく重い。公表するか迷いながら「二度とこのようなことを起こしてはならない」と奥様の切実な訴えから知ることが出来た手記はありがたい。その正義感の魂を無駄にさせてはならないと思う。

そこで・・・

名護親方寵文が読んだ琉歌を隠蔽した関係者に是非読んで
貰いたく紹介します。

♪「かくさてていすりば 天と地や鏡 
            はづかしや影 うつらとめば」
〈歌意〉悪い心がきざした時、それを隠そうとすれば、天と地は鏡のようなもので、その鏡に悪いこころがはっきりと映るだろうと思うと、

はずかしいことだ。政治家や実業家とかいう人たちが贈賄したり収賄したり忖度して汚名を天下にさらすものは皆天知る地知るということを

知らない無恥無慮の結果である。と名護親方は教えている。

―――昨年の「さくらを観る会」問題もまだ解決していない。突然湧き出た今回の「組織的不正」は天網恢恢疎にして漏らさず「かくさてていすりば 天と地や鏡 はづかしや影 うつらとめば」ではないか?

「嘘は泥棒のはじまり」と親からも学校でも強く教えられた。
嘘を重ねて、それをまた隠蔽し逃れる常套手段の処世術で逃れてはいけない。国民をみくびってはいけない。

先週のTBS「報道特集」番組でキャスターの金平さんのコメントが心に響いた。「国民の公僕として真面目に働いていた職員一人の命を守ることができない政権がコロナウイルス感染拡大から国民の命を守る」と言っているのも可笑しい。的をついていた。

「完全な形で」真相を正してくれること願っております。