まだ73歳の生り年祝(まりどぅすぅぬヨイ)は恥ずかしいから止めようと
申していたのですが、嬉しい事に子や甥姪っ子たちが「ジィジィー・バァバァーの御祝いがしたい」との強い思いで昨夜祝って貰いました。
沖縄では生まれ年の行事は旧暦の正月以降最初に訪れるその人の生まれ年と同じ十二支の日に仏壇やヒヌカンに供えものをして一年の息災と健康を器楽し家族や親戚で祝宴を設ける。
12年ごとに訪れる生年と同じ十二支の年にあたる数え年13,25,37,49,61,73、85歳の人の「トゥシビー」(八重山・生り年ぬヨイ)として盛大に祝います。
生まれ年のうち97歳のカジマヤー(八重山・マンダナぬヨイ)のみは旧暦9月7日に祝われる。成年祝いは還暦までは本土と一緒ですが、73歳の祝から異なります。
孫たちからは「次の85,97のカジマヤーまで元気で長生きしてください!」プレゼントあり、熱く可愛いメッセージをいただき涙グルグルーになり、余興では元気あふれるダンスに腹の底から笑えました。
八重山の諺に「じんかにとー ばーらーるぬ ふぁーとぅどぅ
ばーらーり」銭金とは笑われぬ 子と こそ笑われる。
(お金がいくらあっても、それを見てニコニコ笑うことは
できない子や孫の顔をみてこそ ニコニコと笑える)
昨夜の73歳の生り年のヨイ(祝)は我が孫や従兄弟兄弟の子や孫に囲まれ御祝いは諺とおりの笑えたヨイとなった。
琉歌♪七十、八十までぃや並々ぬ御祝え 九十ぬ坂登てぃ
百歳願ら(70,80歳の御祝いは並である。90を越えて
百歳の祝まで)そうありたいですね。
前日は全国の弟子達に囲まれ、そして今夜の祝では子や孫達に囲まれ幸せなる二日間でした。祝を主催してくれた子や孫達(まいふなー会)よ、ありがとう!
また、全国の弟子達からも高額なるお祝い金を頂きました。
心から感謝申し上げます。