島唄ブログdiary

フェスを前に労さんを偲ぶ

ありし日の竹中 労さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来る23日(水・秋分の日)に琉球フェスティバルの開催が迫ってきました。

ご承知の方もいると思うが、74年、52年前、沖縄の島うたを初めて大阪、東京、京都、名古屋

都心部で沖縄情報がまったく無い時期に多くの歌者をツアーを組み興行して紹介してくれた竹中 労さんという途轍もない偉大な人物が居りました。それには、それまで沖縄の島歌が大イベントを打って

ショウアップさせたことで、有料で受け入れられた沖縄の音楽がルポライターと色んな肩書きをもつ

竹中労さんの御陰でマイナーな島唄が大和でデビューを飾ることができました。時には自費を投じてまで公演を続けて紹介してくれたこともあった。

沖縄への情熱を通り越し、完全に沖縄病患者だったと思われます。( ^o^)

最近、終活しようと本棚をかたづけていたら、74の琉球フェスティバルの台本が見つかった。

当初は『語やびら島うた』でサブタイトルが「琉球フェスティバル・1974」

ユニバーサル・オリエント・プロモーション

●1974年8月28日(水)午後6:00 大阪/フェスティバルホール

●料金 s¥2000 A¥1,500  B¥1,000

●本土就職少年少女優待(18才未満)¥500

●1974年8月29日(木)午後6:30 東京/日比谷野外音楽堂(雨天決行)

●料金 一般 ¥1、200 少年少女 ¥1,500

・・・・・・上記の料金表は時代を感じますね。

さて、52年前の琉球フェスティバルの台本の冒頭には労さんが島唄への思い、「

沖縄への想い丁寧に投稿された「趣意書」が載せられておりますので、

転載させていただきます。

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74年の琉球フェスティバルのライブ盤がレコードになりました。レコードのジャケットの表紙になった。写真、金城睦松さんを囲んで毛あしびー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オープニング

 

島うた、その風と水のリズムーーーー

                企画・構成者・竹中 労

琉球弧を旅すること18度、チク・トゥンテンと、めでたく歌・三線に狂い

魅せられて、ついにこのような催しを、企画構成することになりました。

「語やびら島うた」・・・・・・、ものみなむかし面影(うむかじ)・元姿’(むとぅしがた)を失っていく沖縄だ。うただけが悠久の自然を、”風と水のリズム”を美しく愛(かな)しくつたえている。

という感傷からこんなタイトルをつけてみたのです。

 そして、こうも思ってみます。風は裏窓のオシメも吹けば、水はドブ板の下も流れるのである、と。

世の識者と称する人々は、ヤマト復帰後のいわゆる琉球民謡が、観光ショウーに墜落してしまったと言う。悪しきジャパナイズから、島うたの芸術性と音楽性とを、純粋に透明に守らねばならぬ云々(うんぬん)・・・・・。

嘉手苅林昌さん

私も最初は、そう考えていました。だが、沖縄の島々浦々をくまなく歩き、

さまざまな場所で、さまざまな歌に触れていく間に、段々と考えが変わって

きたのです。・・・・・・うたは何よりも、人々にとっての娯楽であるという当然のことを、忘れてはいないのか?

たとえ公害・観光の穢土(えど)と化し、海は汚れ果て、花はうつろおうとも、沖縄の御万人(うちなーのうまんちゅ)とある限り、吾っ達(わったー)島うたは決して滅びない。いや、むしろ裏窓を吹きドブ板の下を

流れながら、したたかにその調べを活力を継承していくのだ、と。

 

このフェスティバルを企画し、構成するに当って、伝承芸能・民俗歌曲の

コンサートの形式を避け、弾けるように美しく、またしみじみと

郷愁をさそう、ショウ私は心がけました。

 

山里勇吉師匠と照屋林助さん。

【中略】出演者も略します。写真のメンバーが

レギュラー出演者でした。

・・・・出演者のプロフィールを紹介しております。

地元沖縄でも、おそらく、これだけのメンバーを、一堂に集めることは不可能でしょう。琉球の音曲になじみのない大和(やまとぅ)の皆さんには曲目解説をどうぞ・・・’(うたの解説略)

ここで唱われる40数曲は、先島を含む代表的な名唱であり、しかも

いわゆる古典、肩の凝る宮廷楽曲とは、性格がまったく異にします。

それは、人間の生きざま・バイタリティに充ちあふれた、真の意味での”民衆のうた”なのであります。

どうか腕を組んだり、眼を閉じたり、膝に拳を置いたりせず、文化ダイジッ

を関わりなく、構えずに聴いてください。そうすれば、あなたは文明と制度

の埒外(らちがい)を吹く”風と水のリズム” に、本当に純粋で透明で生き

              ・・・・・・・・・・・・・・

ている島うたの伝統に、ーーー失われざるものに出会うのです。

私にとってこのステージは、これまでうち込んできた島うた狂いの

いうならば集大成であります。

若手のホープ
知名定男さんと愚生

 

 

 

 

沖縄の人々から見れば、ずいぶんと勝手な選曲、思いちがいもあるかもしれませんが、変なヤマトゥンチュのノーテンキと、なにとぞご寛容のほどを。

註:脳天気・深沢七郎著”笛吹川”に出てくる言葉・ウチナーグチ(沖縄語)でいれば「フリムン」(頭の可笑しな人のこと)

これでも本人は、俺より他に島うたの通はあるまい。ひょっとすると本場

のウチナーンチュよりも、なんぞと、良い調子に思い上がっているのです。

    島うたに惚りてぃ 琉球に通てぃ

    今や ふりむんぬ 大和捨てぃてぃ

   訳(島唄に惚れて 琉球弧に通って

     現在は 可笑しい人になり 日本を捨てて)

 

 

 

 

さぁー! 28年振りに地元沖縄に返ってきました。『琉球フェスティバル』は

来週の23日(水祝)コンベンション劇場棟で行なわれます。

主催してくれますPMエージェンシーにも感謝もう仕上げます。

創始者の故竹中 労さんもきっとお喜びのことでしょうね。

出演者一堂もハリキッテおります。

で盛り上がりましょう!!

 

 

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