島唄ブログdiary

豪華絢爛華の舞台

重要無形文化財保持者公演『琉球舞踊特選会』~第116回琉球舞踊公演~は無事、盛会を以て終了しました。

創作舞踊「あや美しゃ」を見に事踊られた玉城秀子先生(センター)踊られた舞台の写真がなく申し訳ありません。

一部演目・・・全演目司会進行は嘉数道彦
作田節は海勢頭あける、高平良万歳・島袋君子、

汀間当・我那覇則子、本花風・渡久地美代子、

働き者・山の美童・安次富紀子、かくり涙(創作)・玉城節子
二部・・・
繁昌節・比嘉涼子、伊野波節・宮城能造、取納奉行・志田房子、
あや美しゃ(創作)玉城秀子、新加那よー・佐藤太佳子

ラインナップみても錚々たる顔ぶれ、各流派・会派家元の大先生達の踊りとあって会場の大劇場は満席の盛況振りでした。

今回初めて笛の伴奏の横目大哉(左)、大哉くんは舞踊の地謡・歌(伊野波節ほか)でも参加しておりました伊藤幸太くんも頑張りました(右)二人とも将来が楽しみですね。

 

創作「あや美しゃ」は昔八重山の女性達に義務付けられていた御用布の上納を無事に済ませた喜びと、いとしい彼のために美しい布を織りあげ仕上げに晒す女心を重ね会わせた表現のイメージを愚生が34年前3部構成で創作した楽曲。

1985年に玉城流玉扇会二代目・玉城秀子先生が見事振り付けをされ先生のリサイタルで発表された傑作舞踊である。

それにしても34年振りの秀子先生の舞踊の地謡には緊張しました。楽屋では久しぶりにお会いでき各先生方と親交を深められたのは至極よかったです。

愛弟子の伊藤幸太くんも今回地謡に加わり、いろんな意味で時間の流れを感じた。

今回は初めて八重山の音曲に胡弓の伊禮薫さんもサポートに入りました。太鼓伴奏してくれた金城盛松さんは写真写ってません

本公演を企画していただいた国立劇場のスタッフ皆様

踊り出演者、野村流、安富祖流、徳原清文の地謡の出演者のみなさん。本当にお疲れさんでした!!
会場に足を運んでいただいた皆さん

ありがとうございました。