♪「待ちぃかにてぃ居たる七月んけーなてぃ
いちが 八月ぬ 十五夜ぬなとら」
〈意訳〉待ちに待ちたる七月のお盆も終わり、
今度はいつが旧八月の十五夜になるのか?
〈大意〉
遊び好きな青年達が旧盆のエイサーも終わり、今度は十五夜遊びが
待ち遠しいと歌った琉歌。
ハイ!
十五夜は今宵月になってしまいました。
有名な句に「月々に月見る月は多かれど 月見る月はこの月の月」
また松尾芭蕉が月をを詠んだ俳句に「名月や池をめぐりて夜もすがら」
与謝蕪村(よしゃぶそん)の「菜の花や 月は東に 日は西に」
そして小林一茶の 「名月を 取ってくれろと 泣く子かな」
とホンノカする月を詠んだうたもいいね。
また花鳥風月、雪月花(せつてっか)の言葉が表すように
月は日本の芸術や文化に深く根をおろしています。
音楽の童謡や唱歌、民謡、歌謡曲などにも多くの分野で題材とされ
愛唱されておりますが
(例歌は割愛します。)
それにしても月を詠んだ歌は「枚挙にいとまがない」
まぁそれだけ月は人間生活に深いかかわりをもっているからだと思います。
今日は朝から沖縄の十五夜にお供えする「フチャギ餅」(小豆豆を煎ったのをまぶす餅)
をスーパーから買ってきた。(最近の餅は甘くてあまり好きではない)
今宵は悪肝(やなじむ)心配肝(しわじむ)忘れ
風流に十五夜月を愛でいたいものです。
追伸ーーーー
一昨日の13月夜に行なわれた「令和7年度石垣とぅばらーま大会」
で伊藤・池田くんへの応援ありがとうございました。