島唄ブログdiary

八重山の惨状を知る

 

今年は戦後80年。

恒久平和を希求する意味で様々なイベントなどが開催されている

また、本屋さんに行くと「戦後から80年」の出版物も目立つ。

先日、南風原ジャスコ内にある「宮脇書店」内で沖縄関連本コーナーで

「八重山の1945」というひときわ目立つ本が目に付いた。

よく見ると明友の大田静男著本ではないか?

ちょっと待てよ、良く来る南風原なので、次回訪店するときに買おう?と

家に帰ったら、なんと静坊ー(童名)の「八重山の1945」著本が

我が家に「謹呈」として届いていた!なんと言うグッドタイミングだろう?

静坊、ニファイドォー(ありがとう!)

正直・・・買わないでよかった!!( ^o^)

ーー沖縄戦の捨て石にされ、戦場となった歌の島、神の島、島の民はいつかにして

軍事化の道を歩んだのか。英米軍、日本軍、住民の視点かが交差する「八重山の戦争」

(表紙のキャッチコーピーから)

すごく興味があります。じっくり読みたいと思います。

 

ーー改めて太田静男のプロフィールを紹介しよう

石垣市立図書館開館準備室で郷土資料を担当、石垣市立八重山博物館勤務を経て

石垣市教育委員会文化課長を2008年退職。

八重山諸島の戦史、芸能史、ハンセン病史を調べ、『八重山の芸能』(ひるぎ社)で沖縄タイムス

出版文化賞、「八重山の戦争」(南山社)で同賞と日本地名研究所風土研究賞を受賞。

著書に『夕凪ゆーどぅりぅ』の島ーーー八重山歴史を文化誌』(みすず書房)

八重山戦後史(ひるぎ社)

八重山の抒情歌を描きだした「とぅばらーまの世界」(南山社)など

2012年、八重山毎日新聞社の八重山毎日文化賞を受賞。

ーーーーー以下省略

発行所 株式会社 みずほ書房

1130033 東京都文京区本郷2丁目207

電話:0338140131

戦後から80年の節目に必見の一冊です。

 

八重山の歌の変遷で講演する大田静男

最近では愚生が主宰する「八重山・うた大哲会」の本年2月「令和7年度・総会」に

特別に石垣から招聘し「八重山民謡の変遷」の講演をしてもらいました。

会員たちからも反応が良く、「とてもためになりました!」と、好評でした。

しかし、当時、彼は病退院を繰り返しながら、「てっちゃんと約束したから」ということで

奧さんが付き添いして無理に那覇に来て貰った経緯があり、その病状を伏せて

元気に打ち上げまで付き合ってくれたのには頭が下がります。

そんな厳しい状態でありながら、よくも400ページの厚本を刊行できたものだと

感心しております。すごいな~!浅学の愚生には考えられない偉業だからである。

「八重山の1945年」歴史、シカットゥ(沢山)勉強させて頂きます。

先ずは刊行おめでとうございます。

 

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