島唄ブログdiary

ビン玉家ライブ

やいま料理「ビン玉家」ライブの報告が遅れて失礼しております。

ビン玉ライブ太鼓(大城)

先週17日(日)東京の自由が丘にあるやいま料理「ビン玉家」で今年東京で最後のライブがありました。

店長は八重山西表租納出身の那根勝さん。

愚生は那根さんの祖父(那根武)さんは西表古謡の大家でもあり。

ご健在のころ(45年前)租納を訪れて西表の民謡を

数曲録音させていただきました。

大変お世話になっておりました。

愚生のHPの「南風ぬイヤリゥ」も武さんが

自費出版していた西表情報「いやり新聞」の名前から

頂いたものであります。

その縁のある孫の勝さんの「ビン玉家」でのライブは昨年につづき二度目のライブ。

お陰様で二週間前からソウル土アウトになりましたが、どうしても

入れて欲しいという熱烈なお客さまがいて30キャパを10席も増やし

40名を詰め込んでしまったこともあり、立錐の余地もなく、

ギューギューでしたが、またそのことによりノッケから盛り上がったという

こともあったのかな?それにしてもビン玉家のお客様は良く八重山民謡を知っている方が多く、

演奏楽曲も八重山オンリーで活けるので楽しいライブであった。

普段キャパ30席に10名も増やして40席に増やしたもんだからギューギューで立錐の余地もないくらい

昨年もご来光いただきましたTBS番組でお馴染み、気象予報士の

森さんも昨年にひきつづき今回もご来店くださいました。

昨年は八重山毎日新聞主催の八重山古典民謡コンクールに「優秀賞」

に受験することを申し出ていたので、今回はその結果を聞くのも楽しみ

しておりましたが、なんと見事コンクールは「合格した」ことを知り、

ライブ中森さんをステージに呼び出して独唱で「赤マター」「揚古見ぬ浦節」を歌ってもらった。

森さんの堂々たる独唱

お客さまは大喜び「凄い!優秀賞の実力以上だ!」客からの

かけ声もあり、正に、大盛ならぬ、大森でした?!

そんなに盛り上がるとは流石!森さんも予報できなかったでしょう?

また、大哲会の東京荒川支部長の藤川は今年糸満とぅばらーま大会で奨励賞を受賞しております。

「とぅばらーま」を独唱。多摩支部の石澤支部長は「月ぬ真昼間節」を飛び入りで唄っていただき熱唱してくれました。

最後は思い切り「唐船ドーイ」でカチャーシーでお客はオールスタンディングで乱舞され

今年東京でのライブは大成功裏に終了しました。

ご来店くださった皆様、ありがとうございました。

また、来年、びん玉でお会いしましょうーね。

マスターはじめスタッフのみなさんとも別れを告げ

ビン玉のスタッフ
後列の左がビン玉のマスター那根

店を出ると旧17夜月明かりが東京の空を薄々と照らしておりました。

 

因みに「ビン玉」とは浮き玉とも言われ、中が空洞になっていて

球状の魚具のことである。