島唄ブログdiary

白い煙

沖縄民謡愛好者だったらご存知の普久原恒男作曲、久米仁作詞の

歌に「島々美しゃ」という名曲がある

 

その一節に・・・

「畑(はる)で草焼く 白い煙の煙の美(かい)しゃーよ」

という成句があるが・・・

 

那覇にいることもあるのか?

最近の沖縄では殆ど見かけない光景だ。

それもその筈、基本的には野外での焼却は煙による近隣への迷惑の他、

ダイオキシン類などの発生による健康被害や土壌汚染のおそれがあることから

沖縄では数年前から厳しく規制(野外での焼却は禁止されております)。

愚生が高校の頃まで石垣島の実家は貧農家でしたので、

畑で野焼き(ガヤをはじめキビの葉ガラ、豆の枝ガラ)など焼却することは普通にやってました。

「島々美しゃ」の一成句「畑で草焼く」はヒト昔の畑で草焼く沖縄の風景を歌にしたものであるが

UP写真は先日お邪魔した岡山県、総社市の国民宿舎から見た白い煙の

光景は郷愁もすごく感じるが

岡山では秋の収穫も終え冬支度をする農家の気持を白い煙を天に上昇させ

道行交う人々に季節の移ろいをも伝えているかのようだった。

ーーー♪畑で草焼く 白い煙のけむりの美しゃーよ~~♪