島唄ブログdiary

『戦 雲』が立ちこめる沖縄

映画をみた。

桜坂劇場で上映している三上智恵監督(標的の村、沖縄スパイ戦史)に次ぐ

最新作「戦 雲」(いくさふむ)である。

日本の総理大臣は先日、9年ぶりとなる国賓待遇でアメリカ訪問期間中、岸田総理大臣は

アメリカのバイデン大統領との首脳会談を臨み「日米同盟は更なる強化」「安保堅持」

グローバルパートナー・日米の蜜月関係を強調していた。

その強固な日米同盟を築くためか?南西諸島に自衛隊のミサイル基地配備が

粛々と抑止力?の故に、と「芸能の島々」に軍事化への準備が強行に進められております。

有事になったら沖縄はまた「日本の要塞となるのか?」

またと戦争を起こしてならない

 

その危機感に与那国島、宮古島、沖縄本島(うるま市)、石垣島でレジスタンスに行動をする

石垣島の先輩である山里節子姐さんが映画で戦争を体験した経験からコメントを発し

八重山を代表する叙情詩「とぅばらーま」を自作の歌詞で

「また戦さ雲が湧き出してくるよ 恐ろしくて寝れない」と歌うシーンは最高によかった。

肝心(チムグクル)に響いた。存在感が溢れていた。

多くの人に観て貰いたいね。

いろいろ考えさせられる映画です。

 

山里節子さん(写真)。反対運動している人に向かって自衛隊が「道を空けなさい!」と怒鳴ると山里節子姐さんは
逆に「道はいつでも空いているよ~」
「むしろ平和の道を塞いだのは あなたたちだよ~」と自衛隊員に向かって言い返した。良く言ったねー!拍手

20年前NHKに出演していた頃の節子姐さん。

 

~今からでも遅くない

共に目撃者になり

今という歴史を背負う

当事者になってほしい

~三上智恵監督~

予告編が観られます。↓

映画『戦雲 -いくさふむ-』公式サイト|三上智恵監督最新作 (ikusafumu.jp)