島唄ブログdiary

習うことが上達の極意

毎週木曜日14:00から一時間愚生が担当し放送しているFM石垣サンサンラジオ「歌マール」では八重山の諺を紹介するコーナーがある。
八重山の言語(島ムニ=方言)は世界的に絶滅の危機があるので、普及活動の一環として紹介している。島の諺は強い民族性と昔ながらの信仰性が秘められ鋭い風刺や教訓、知識などを含んだものが多いだけに愚生自身も至極勉強になる。
さて先週紹介した諺は「なろうてぃーどぅまさる」直訳すれば「習う手どぅ勝る」学問にせよ、音楽・民謡にしろ、技術にせよ、師から習い一生懸命であればあるほどみるみるうちにその道に通じ、上達するものである。申すまでもなく、生まれながらの名人はいない、学問や芸道もすべて不断の修養錬磨によって向上発展する。
後々は教えをうけた師をしのぐほどになる。要はその人間の努力いかんによるものである。まさに「師に勝る弟子」(努力に勝る天才なし)と

「なろうてぃーどぅ勝る」は教えている。

大阪ENOCOでの稽古、器楽の稽古、みんな真剣そのものだ

琉球民謡音楽協会では来月の末に「第17回民謡コンクール」が開催されます。全国の大哲会ではそれぞれの目標に向かって歌三線を各支部の教師から享受されている。来月に迫ったコンクールに受験する会員達は真剣に八重山民謡と向き合う姿は「肝美しゃ」そのものである。
先週末は大阪支部、宝塚、大東、京都支部の出張合同稽古であった。

愚生は来月のコンクールまで毎週末は全国出張稽古行脚が続く。

習う手どぅ勝る ギバリヨー!!