島唄ブログdiary

「世替り」から48年

唐の世からヤマトゥぬ世 ヤマトゥからアメリカ世
珍らさ替わたる くぬウチナー

歌意:中国世から日本世(時代) また日本世からアメリカ統治下にと、めまぐるしく世替りした我が沖縄)

沖縄がアメリカの施政権から離れて日本に「復帰」したのは1972年5月15日である。

沖縄のアメリカ統治下時代は27年間つづき、

悲願の日本復帰を果たしヤマト世になってから

明日で48年を迎える。

新型コロナウイルスが地球上に侵入蔓延されてから

ニュース報道はほとんどがコロナ感染症一点張り、

確かにコロナも「命どぅ宝」大事だが、

各地域でおきている他の大事なニュース話題が

報道されなくなっている。

沖縄の基地問題もそうだ。
沖縄はヤマト世になってもまだ日本政府はアメとムチを

くり返し植民地化のような扱い、沖縄の民意を完全に

無視し強行に基地を押しつけている日本のシナリオは

一体全体何の為、誰の為なのだろうか?

日米地位協定や抑止力に阻まれ日本の国土の

0,6パーセントにすぎない沖縄の小さな島に日本の米軍基地74パーセントが集中している現状

誰がかんがえても理不尽な軍事施策である。

健全な孫達にこの現状をどう説明していいか悩む。

風化させてはならない為にも「世替り」投稿させて

いただきました。

↓沖縄の最近新聞に掲載された記事をリンクします。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1121756.html
また先月政府は「辺野古設計変更」コロナ禍中に申請している。現代進行形である。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1111066.html

沖縄は1952年4月28日サンフランシスコ講和条約で

非合法的に日本から切り離された、その日を

「屈辱の日」としてウチナーンチュは表現した。

そして沖縄が復帰して明日で48年経っても

まだまだ屈辱の日々は続いている。

♪ヤマトぬ世んでぃ 思むたしが アメリカ世や

 なま続ち 何処にが流りら くぬウチナ

歌意(日本復帰して純然たるヤマト世になったのとは

裏腹にアメリカ世から脱却未だ出来ていなく継続されている、これから沖縄はどこに流されていくのだろうか)