島唄ブログdiary

迎賓館を観る会

先週、上京した際、宿が四ツ谷だったこともあり
近くに迎賓館があることを教えられ散策しながら
訪館してきました。

参観料金は公園と迎賓館内セットで1500円でした)迎賓館赤坂離宮に入館すると、ビックリするほど監視する職員が10メートル置きに配備され凄いセキュリティーであった。(残念ながら館内は写真が撮れませんでしたのでUPできません)

裏側、公園の噴水側から撮りました

日本ではネオ・バロック様式による宮殿建築本格的な近代洋風建築で日本の建築・美術・工芸界の総力を結集した建築物が明治の期に建てられたというから凄いと言うしかない。圧倒されました。朝日の間、花鳥の間、羽衣の間、彩鸞の間を参観すると、どの間にも元安倍首相が要人達を歓迎され晩餐会の写真が大きく展示されていた。帰り際スタッフに「何故、元安倍首相だけの写真?その前の総理の写真はないのですか?」と聞くと「コロナ禍になって外国の賓客との接遇することに迎賓館は使われてないので、そのままの以前の写真を使用させております」答えであった。なるほど、しかし、何の間だったか忘れましたが、前菅総理と、現岸田総理の写真が一枚づつ展示されてありました。

右手にはホテルニューオオタニ

パンフレットに明治時代活躍した建築家片山東熊(かたやま とうくま)が1909年(明治42)年に設計したとあった。
調べたら建築家の片山は山口県萩の出身で元安倍首相と同郷である。なるほど、同郷のよしみだから写真もそのまま展示してあるのか?余計な憶測はしたくないが館内参観した後、館の外に出ると目の前にホテルニューおおたにが見えた。今年も4月になると新宿御苑は桜が見頃を迎える。
日本外交は誇れなくても日本の建築技術は世界に誇れる。
そんな感想をもった迎賓館の参観でした。