島唄ブログdiary

平成末に思う

平成30年間で流行った歌の世論調査を共同通信社がおこなったところ
平成のミュージックシーン、すなわち「平成に流行した歌」の一覧が発表された。
平成で最も好きな歌に選ばれたのはSMAPの「世界に一つだけの花」であった。

我がウチナーが生んだ平成の歌姫安室奈美恵さんの曲がトップテンに二曲もランクインしていることだ。10位内には入ってはいないが、夏川りみ「涙そうそう」の11位は嬉しい限り、
他に「U・S・A」のDA PUNPが12位に入っているのも心強い。

――平成の初期に入りNHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」の人気にあやかり
沖縄ブームの到来があったのも否めないであろう。

またBEGINやTHE BOOM宮沢和史の「島唄」の影響力も大きい。
お陰で全国に沖縄の音楽・食文化が知られるようになり、そのお零れを頂戴して
伝統の三線・民謡文化を嗜む人たちが全国にはびこったのも平成世であった。

手前味噌ではあるが、八重山うた・大哲会が全国に支部創設が広まったのも、その一つだ。うた文化を通して沖縄の歴史や現状を語られ共有できる仲間(弟子)が増えたことは、この上ない喜びである。すばらしい果報の世にこれからも「世界にウチナーだけの歌三線」の心絃をつなぎあいたい。

平成世に感謝しつつ、新元号「令和」世もよろしくお願いします。

岐阜支部のみなさん。