島唄ブログdiary

川井民枝のワールド

勤王流川井民枝が踊る八重山舞踊
第11回独演会『踊り清冽(かいしゃ)
~感謝を込めて~首里情再建復興チャリティー公演は無事
盛会に終えました。

出演前の川井民枝「上原ぬ島・でんさ節の着付け」

一部はスタンダードな八重山の古典舞踊を披露。
二部は地謡の先生方が作曲された楽曲に川井先生が創作した
舞踊をたっぷり披露した。伝統的な八重山舞踊勤王流の手を大切にしながら、八重山の踊りの魅力を更に広げようと20年前から意欲的に創作舞踊にも取り組みこれまで暖めてきた舞だけに、すばらしい川井民枝の世界を存分に発表した独演会でした。

でんさ節で踊る川井民枝

愚生は先の「でんさ節大会」で発表した「首里城復興支援バージョン」のデンサ節と、35年前作曲した「けーらぬ巻うた」の曲にのせて弟子達が群舞で最後賑やかに踊ってくれた。

けーらぬ巻うた、円陣を組み賑やかに踊るスタイル創作舞踊すばらしかった

川井民江先生は去った9月、夫に逝かれ、これまでずっと川井をサポートしてきた夫の急死だけに余りにもショックが大きく、もう舞踊界から身を引くとまで言っておりましたが、それでは夫に申し訳ないと急に三週間前「大工さん、25日独演会公演を開催するのでよろしく!」と出演の依頼の連絡あったが、その日は予定も入っていなかったので、断る理由もなく出演を快諾した。それにしても余りにも短い準備期間だけに無茶な行為と出演依頼を受けた他の先生方もみんなそう思っていたのに違いない、それなに立派に独演会を大成功裏にできるのだから、すごいね!

気丈でバイタリティに満ちた舞踊化は他には居ないであろう。更に今回の公演で心機一転パワーアップしたみたいだね。

楽屋で仲宗根充と久しぶりユンタクも出来たね。

不可能を可能にするのが川井民枝なんだよね!
八重山の諺にも「うむいきすすぅどぅ マイフナー」(思い切り行動をおこすことがお利口さん)と教えた黄金言葉を真面に実行した川井民枝さん。

本当にお疲れさんでした。

公演終了後、打ち上げ会場、皆さん、お疲れさんでした。音曲で出演した本竹祐助とも久しぶりでした。

スタッフ、地謡の皆さんもお疲れさんでした。
クリスマス・きよしこの夜、テンプス館に足を運んでくれた川井民枝八重山舞踊ファンの皆さん。

ありがとうございました!!